現代の山火事 / 人間遊園地 [CD/New]
’22. 全世界が待ちに待ってた「似非」のニュー・カマー登場は、衝撃的だった. シングルリリースに間を開けずリリースされたアルバムは、停滞する前線の隙間を縫って通り抜けるのかと思ったら前線横並びで前線を刺激するデタラメの速度と腰の座った冗談が延々と地平線の向こうまで続く感覚、今までカウンターとしてのFake Jazzやエセ・ラテンなど様々なクロスオーバーで主流を刺激してきた歴史を踏まえて言わせてもらえば、重ねた揺り戻しにより世間に溢れてしまったウマイダケを焼き尽くして平らげることができるほどの今までのカウンターに足らなかったベクトル「ズッコケ」の精度に加えて、なんとも言えないファジー指数の高さを随所に散りばめる. 大真面目に作られた作品を大真面目に受け取ってどうする?「マーク・リボーとジェームス・チャンスが双璧で「敏いとう」を名乗るハッピー&ブルー感が凄い。どっちかが多分ミッキー安川。 そこはかと感じるUszniewicztones原理主義を纏った谷啓がリードするGood Missionaries、とも言える。」よく見たら帯に「フェイク・ラテン」と書いてあった、親切. 1st. 14Tracks.CD- JPN: dots tone (new) dtst-017[07/16/2022-28][日本のロック]