フリーボ / すきまから [LP/New] (ENBAN/2022)
’22. まさかのアナログ化. リマスタリングにより晴れた霧、霧中で良かった気もするんですが、裏返しの美学で喰らう、面. 晴れたことによりぼんやりとやり過ごしていた粒が塊でスピーカーから耳へ飛び込んでくる. いやぁこうなってくるとHipgelloファンに大推薦しちゃうし、Hipgelloもアナログ化して欲しいなってなっちゃいますね. あ、これフリーボのコメントなんだった. 装丁も完璧で、冊子が濃厚、感服です.「いまから考えれば90年代のいわゆる「唄」の復権を「運動」としたメジャーのムーブメントに溶け込んでいく前、淡く青白いながら強く永遠に続きそうなイメージの炎、音楽. 90年代におけるフォークロックの復権、喫茶と密接に関係するカジュアルさよりも、この狭い日本で地平線を望める音楽のひとつとしてのフリーボ. 荒れ果てた荒野を往くイメージは至極真っ当、日本のフォークロックの第1世代から数えて四半世紀なはずなのに同時代性を感じずにはいられないし、このポストコロナ世代に必要なニトロ/カンフル剤のような気もします. Down To Earth、Cradle To Grave.」 8Tracks.LP- JPN: ENBAN (new) 12EB-120[1/30/2022-04][日本のロック/日本のポップス]